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10話 ミーニャと買い物

مؤلف: みみっく
last update تاريخ النشر: 2026-02-27 11:12:33

 デザートも食べ終わり、満足げな表情で幸せそうなので、俺も嬉しい。さっき話をしていた服屋の前を通りかかると、やっぱり女の子なのか気になるらしく掴まれていた服が重くなった。

「わぁ、あの服可愛いかもぉ〜。ちょっと見ていっても良い?」ミーニャに声を掛けた。「う、うん。ごちそうに……なったし、いいよ」仕方なさそうな言い方だったけど……しっぽは嬉しそうに動いてるよ?

 さぁ〜て、どうやって……ミーニャの服を買おうかなぁ……。ミーニャの目線を見て、気になっていそうな物を選んで購入をした。

「これ、ミーニャに似合いそうだね♪」と手に取り、ミーニャに見せながら反応をうかがった。

「うぅ〜ん……いらなぁい」シッポと耳は正直に動いてるよ〜。「そうなの? 俺が着るとなぁ〜完全に女の子になっちゃうしなぁ〜」というか、サイズが……小さすぎるって。

 残念そうな表情をした。「せっかく買ったけど……着る機会がなさそう〜。ミーニャが着ないなら他の子に着てもらおうかなぁ」と言うと、チラチラと俺を見て俺にピッタリと付いて小さな声で囁いた。「きても、いいよ……それ」と言ってくれた。

「わぁ、ほんと? ミーニャに似合いそう!」気が変わらないうちに試着室のような場所に入って着替えさせた。

 白のフリルが付いたワンピースで可愛い。それにリボンも付いていて可愛いお嬢様って感じになった。他にも色々と購入して着てもらった。よし! 作戦成功〜♪

 ついでに防具屋にも寄って、動きやすい防具も購入した。これは、警戒されなかったが、喜びもされなかったが……一緒に行動するなら必要だし。

「これ、……ひつようないよぉ? なにするの?」かわいく首を傾げて聞いてきた。「俺たちは、冒険者だから……ケガをしないようにかな」冒険者じゃないけどさぁ。

「ふぅ〜ん、じゃあ、いるぅ。かっこいい」理由がわかり嬉しそうにしてくれて、積極的に選んでいた。

 普段着、部屋着、パジャマ、冒険用の服、下着、防具、双剣、ナイフも購入して収納しておいた。

 あとは……村長にミーニャを保護すると言いに行った。村長も気にはしていたようで、俺なら信用できると任せてくれた。王国のように手続きがある訳じゃなく本人と村長の許可があれば問題ない。前回、ルフィアの事で知っていた。

「ミーニャと名付けてもらったのか? 良い名だな……。ミーニャは、レイニー様と共に暮らす事になるが、良いのか?」と、村長がミーニャを見つめ聞いた。

 即答でミーニャが答えた。「うん。いっしょが、いい」俺の腕を掴み、離れないとアピールをしているようだった。

「そうか、分かった。村で面倒を見れずに、すまんかったな」と、村長が申し訳なさそうにミーニャに言ったが、ミーニャの反応は、「だいじょうぶ、お兄ちゃんがいるから」と、俺の後ろに隠れ呟いた。ミーニャは、謝罪や話には興味がなさそうで、すぐに立ち去りたい様子だった。

 子供のうちは、難しい話は分からないし、見知らぬ村長から謝罪をされても意味がわからないと思う。

 村長の許可も貰ったし、宿へ帰ろう。

 宿へ戻ると、さっそくリリスがミーニャを見てムスッとした表情になった。「だれ?誰なんだよぉーもお。また、可愛い子を連れてきてるしぃ……。どこのお嬢様だ?獣人のお姫様とかか?」ジト目で俺を見つめてきた。

 ルフィアも反応した。「お兄ちゃん、その子は……どうしたの?この村の子?見たことないよ〜?」

 いきなり注目を浴びて、ミーニャが怯えて完全に俺の後ろに隠れて、俺の背中に顔を押し付け他感触が背中に伝わってきた。

 さっき起こっていた事情を説明をすると、納得してくれた。

「そうなのか、ツライ生活をしていたんだな。まぁ、わたしが面倒を見るから安心しろなぁ!」リリスがお姉ちゃんのように言った。

「……やぁ。お兄ちゃんが、いい……の」と、俺の背中に隠れながらミーニャが返事をした。

「まあ、そうか、いきなりは難しいか。でも、いじめるやつは、ここには居ないから安心しても大丈夫だからな」近寄っていたリリスが、距離を取り部屋にあったテーブル席に座った。

「わたしと、同じだね。リリスちゃんが言うようにみんな優しからね。安心してねっ」とルフィアが微笑みリリスの向かいの席に座った。

 ロディーは、眠そうにリリスの隣であくびをして、寝そうになっていた。

「わたしも、協力をするわね。困ったことがあれば相談をしてね。可愛い妹ができたみたいで嬉しいわ」セラフィーナが優しい声で言った。

日も落ち、自然と部屋割りが決まった。リリス、セラフィーナが同じ部屋、ロディーとあーちゃん。俺とルフィアにミーニャが同じ部屋になった。

 わ、なにこのモフモフの天国は。幸せすぎるぅ〜♪ どっちを向いてもモフモフの耳の可愛い女の子が寝てる。

「また、お兄ちゃんと一緒に寝れるね♪」とルフィアが嬉しそうに抱きしめてくる。ミーニャも無言で俺の腕を抱きしめて、嬉しそうに見つめている。

「フカフカのだね……それに……あったかい」とミーニャが小さく呟いた。多分、布団で寝ることは無かったのかもな。ルフィアが宿屋の食堂で寝ていたのと同じかも。

 

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